名作

ミハル

 結局昨日から今朝にかけてダラダラとCSを観てしまった。25時半からは「ガサラキ」が放映されていた。この作品も放映当時に録画したビデオが手元にあるにもかかわらず鑑賞。ダグラムボトムズと並んで、こちらも高橋良輔作品の名に恥じぬ名作だと思う(ダグラムでは故・神田武幸氏との共同監督だった訳だが)。萌えブーム全盛期、世間がそういう作品を欲していた時代に逆行するかのように制作されたハイブリッドで地味な本作品。能楽 とロボット、最新テクノロジーと古の未知なる技術、閾・嵬・傀儡・骨嵬等の耳馴れない言葉の数々、政治操作で歪められた憲法解釈による特務自衛隊の国連軍派兵、日本を裏で操る軍事豪族と特自幹部(とその配下の実験中隊)が盲目の国学者に先導されて起こすクーデター。そしてその先にある、巨大多国籍コングロマリットに後押しされた米国「そのもの」との対決(しかも単純に武力で対抗しないところ)は圧巻。それにしてもこれが98年作品だと思うと奮えがくるというもの。未見の方は是非(最近コレばっかだな)。

 現在27時。こんな時間からキン肉マンかよ。しかも「アシュラマン泣く」の回。あ〜、アシュラマンの家庭教師って名前何だっけなぁ〜。呑んでるから固有名詞が・・・。とりあえずここらへんで就寝。

 9時過ぎに起床。やればできるじゃん、俺。え〜っと、アシュラマンの家庭教師はサムソン・ティーチャーだ。流石に素面だとスラスラでてくるもんだ。

 鈴木義司氏死去。お笑いまんが道場では富永一朗よりも鈴木義司派だったので聊かショック。なにはともあれ合掌。

 キテレツ大百科ブタゴリラの伯父さんが戦時中に仲良くなった亜米利加人のロバートと40年振りに再会する話で、思わず落涙。