なんとなくイタリア旅行記2日目その4

ドゥオモの中です。どぅおもボクです。



中に入っていきなりこれだ。敬意を表して呆れてしまう。よくこんなの作ったな、と。

左右に大きな絵が吊られていた。左下に小さく小さく写っているのは人間。恐ろしく大きい絵なワケです。


ずんずん進んでいくとやはり巨大な彫像だとかなんだとかが渾然一体となった柱というかそんなものの更に上にステンドグラスがハッキリと見えてくる。

でまぁ、コレにしたって1つ1つがやたら大きくて繊細なものだ。ガイドさんの解説(うろ覚えだが)によれば、空襲を経験した筈のイタリアでこれが残ってるのはおかしいと思うだろうが、これはレプリカではなく本物なんだそうだ。というのも、戦争が始まったあたりから、全てのステンドグラスを外して地下室で保管していた(!)からなんだとか。気が遠くなる作業だ。

床の大理石。よく見ないと判りづらいが、赤と白の石で、硬度差があるためか(ここの説明ちゃんと聞いてなかった。。。)、長い間に人間の歩行によって柔らかい方の石がより削れてしまって明らかな段差が生じている。

何世紀、という時間の流れ人の流れの可視化とはこういうことか。