大尉、後ろ後ろ!

装甲騎兵ボトムズ
第22話 「触発」
第23話 「錯綜」
最も有名な科白、
「閣下ァ! カン・ユーであります!」
 やっぱ最強。思わず音声キャプチャして加工してW-ZERO3のメル着音に設定。まぁそれはいいとして、キリコとフィアナのひと時の休息的なシーン・・・これって出崎風演出!リアルロボットアニメで!いい仕事するなぁと思ったら絵コンテ並びに演出は知吹愛弓氏でした、流石。

 んで、この方は『究極超人あ〜る』のドラマCDで曲垣剛役をされています。まぁこの役は続編では古谷徹さんになってましたが。多分最初のは予算の関係だろうな。でも今から考えると低予算でゆうき先生の周囲の人間を投入した方が超豪華なワケです。ウィキペってくだせぇ。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%A9%B6%E6%A5%B5%E8%B6%85%E4%BA%BA%E3%81%82%EF%BD%9E%E3%82%8B&oldid=12237031
 キャスティングの説明で、ドラマCDが【D】でOVAが【A】になってるが一寸間違いだな。前述したようにドラマCDの2作目からキャスティングに本業の声優さんが増えて、その流れでOVAに行ったのです。だから【A】の人は基本的にドラマCDの続編からだと思って下さい。ってボトムズの話じゃなかったのかよ。

第24話 「横断」
第25話 「潜入」
 序盤のカン・ユー大尉の大冒険、面白すぎ。密林を彷徨い、大蛇に噛まれたり(でも服の背中部分を噛み千切られただけw)ゲリラに追われたり(ゲリラから距離がある時点で「のぁあ!し、しまったぁ!」とか大声で言うから見つかるw)と最高。

間一髪のところで(キリコたちに同行せず留まっていた)シャッコに助けらる我等がカン・ユー大尉。ゲリラを一掃し、土煙の中からシャッコのベルゼルガが現れる。
シャッコ:「隊長殿」
大尉:「うぃ!うぁ!?」(思いっきり志村風w)
シャッコ:「危ないところでした」
大尉:「へッ、シャ、シャッコ、お前かぁ〜!・・・お前だけは来てくれると思ったぞぉ〜!(はぁッ、はぁッ)」

シャッコ:「大丈夫ですか」(シャッコはクエント人なのであまり感情が表に出ない。この2人のテンションの対比が面白さに拍車をかける構造になっている)
大尉:「ま、丸三日食わず、眠らず(はぁッ、はぁッ)、キリコは・・・キリコに会ったかぁ?」

シャッコ:「連中は宮殿攻撃に・・・」
大尉:「くぁ〜、あ、あのヤロウ〜、PSを独り占めする気だぁ!(根本的に勘違いの激しい人なのだ)そうはさせん、そうはさせんぞぉ・・・ぁぁぁぁ(力なく気絶w)」しかしこの白目描写って今やるとギャグの記号としか思われないだろうなぁ(笑)

カン・ユー大尉役の広瀬正志さんの熱演最強である。コレだけでおなか一杯。一応この後はかなりシリアスになります。あ、いやその前に・・・
〜おまけ〜
ゴン・ヌー将軍:「・・・気がついたか」
大尉:「か、閣下ぁ・・・こ、ここは?」

将軍:「基地だ。情けないヤツめ」
おしまい。