氷川さんのファッションがどんどん垢抜けていく記録番組

 今日は店の定休日。朝から友人宅へ行き、アニメ夜話をゴッソリ借りてきた。当たり前だが、友人の好みで録画してない作品の回がある。『カードキャプターさくら』とか『ほしのこえ』がないのはいいんだけど(多分あっても観ない)、『銀河鉄道999(劇場版)』が無いのはどうしたものか。詰問したら
「劇場版は鉄郎の顔が違うから認めない」
だそうで。まぁ、わからんでもないのでユルス(from『芋虫/江戸川乱歩』)。

 それにしても、アニメを真面目に享受しようと思うと一体どんだけ知識が必要なんだよ、って落ち込む。たとえ300歳迄生きたとしても氷川竜介さんの境地には到達できないだろうなぁ。。。

 個人的には、ウテナは劇場版じゃなくてTVシリーズの方でやって欲しかった。あと、高橋良輔監督作品もやって欲しいなぁ、ガサラキとか(勿論作品としてはダグラムもいいんだけど、ガサラキの方がアニメ夜話向きっぽい気がするのですよ)。

 ガサラキに於ける個人的なキモは一清や西田さん云々じゃなくて、実は指揮車両に乗ってる徳大寺大尉役に中田和宏さんを起用したところだと思っている。第一話だと
「イレギュラー。装甲戦闘車両2両、第一制圧地点の交戦圏内に突入。フォーカスワン、右後方に展開、敵装甲戦闘車が右前方の側壁を迂回して直接交戦圏内に入ってくる」
という、この人のこの役での台詞回し(台詞それ自体は別に普通なんだが、中田さんの読み方がイイの)が、本作に於けるリアルな近未来兵器戦という“状況”を最も表現していると思えて仕方ない。こんなコトいうのは日本中で俺だけだろうが。