絶望してる場合じゃない、アイツが来ちまうぞ!

 ボチボチ『銀河英雄伝説』を観返している状態。まぁ観返すといっても、元々が大学時代に第1期の途中迄観た程度なんだけど。実際、“銀英”で最も印象深いのはウンナンの番組でのパロディコント『銀河放浪伝説』(http://d.hatena.ne.jp/STARLESS/20041205)の方だったりするワケで。

 また、すっかり忘却の彼方だったが、
「市民諸君! 私は敢えて問う。150万の将兵はなぜ死んだのか!?」
というアスターテ会戦後のトリューニヒトの演説に、自宅のモニタで視ていたヤンが呟く
「首脳部の作戦指示がマズかったからさ」
という、ガンダムに於けるギレンの演説とシャアの科白を髣髴とさせるシーンが。この作品的にはやんない方が良かったかも。


妄想代理人
 色々あって少しばかり現実逃避してみたくなったので、現実逃避してる場合じゃなさそうな感じのこの作品を夕方から一気に全話鑑賞。というか、ただただ止まらなくなった。

 虚構(妄想?)と現実の垣根を取っ払わせたら、今敏監督の右に出る人っていないのではないか、と改めて思った。一筋縄ではいかない展開(一応伏線はそれなりに用意されている)を堪能して欲しい。