徳島大学歯学部卒(激シヴ) - 生き急ぐ僕らの鼓動のその先にあるものを探して

『お家が火事だよ！ロマンポルシェ。』

　iPodでPerfume三昧の通勤。脳髄がエレクトリカルパレエド状態。♪60分まであと何キロ？♪ですよ、ってそれは有頂天の「十進法パレエド」か。

　アマゾンさんより、昨日注文したロマンポルシェ。のDVD『独占!男の120分』発送とのメール。うむ。関係ないけどロマンポルシェ。といえば、7thアルバム『お家が火事だよ！ロマンポルシェ。』(『男峠』はシングル2枚組という扱いということで)について。

　このタイトル(＆ジャケ写)凄ぇツボなんだよね。漢字でこそ表記されているが、“おうち”というどこか幼児的可愛らしさ演出に、続けて“火事だよ！”ですよ。

　燃えて全てを失った火事後の喪失感ではなく、この、現在進行形な表現が指し示す先にあるものは言い知れぬ不安と焦燥感。それを、これまた可愛らしい言い回しでふんわり包んでいるところがニクい。牧歌的恐怖性の可笑しさ。

　ってか、それ以上に自分でも不思議なのは、何故か矢野顕子さんの『ごはんができたよ』を喚起してしまうところでしょうか。全然関係ねぇのにな。まぁジャケ写のインパクトは負けてるかも知れんが。

　帰宅して水谷麻里三昧。ブックレットを開いて今更知った。「21世紀まで愛して」って名曲だとは思っていたが、松本隆＆筒美京平という歌謡曲最強タッグだったのね。

　これ以外だと「あしたの黄色をつかみたい」が妙にイイ。んで、こっちは作詞がサエキけんぞう氏。アイドル隠れ名曲の陰にロックな歯科医の姿あり。そういや、「愛の種」もこのヒトだよ。

　そういやサエキ氏のエッセイのタイトルそんな感じだったな、『歯科医のロック』だ。パール兄弟にハマってた高校生の頃に読んだ記憶が。内容忘れちゃったけど。まんま、副業である歯科医の裏話ってコトじゃなかったとは思うけど。

　当時治療中だったプリプリの奥居香の仮歯がコンサート中に飛んでしまった時、スポーツ新聞か何かに「奥居香、仮歯飛ぶ！」とかって書かれたとか何とかで、“主治医はサエキけんぞう”とかそこまで書かれなくて良かったとかってエピソードだけ覚えてる。なんじゃそりゃ。