茶番は続くよどこまでも
「しかしこりゃあ酷いですよ警部。鋭利な刃物でメッタ斬り・・・というところでしょうか。床に体の一部が散乱しています。ただ・・・」
「どうした?」
「ただですね、争った形跡が一切ないんですよ。」
「表向きは親しかった人間による怨恨のセンで決まり・・・か?金はどうだ?」
「数千円ですが、財布から消えていますね。ただ財布にはまだ数万円残っています。」
「う〜ん、微妙な金額だが、強盗の疑いもある訳か。こりゃ簡単に解決とはいかんかも知れんなぁ」
「おやおやお困りのようですね。お手上げといったところですかな」
「なんだ貴様!ショカツのくせに!」
「竹下!そういう言い方はやめろと言っているだろう」
「しかし警部・・・」
「この人は・・・中根さんは、私の恩師みたいな方なんだ。私がここまでこれたのも中根さんの指導があったからなんだ。」
「嬉しいこと言ってくれるねぇ、警部殿」
「警部殿はやめて下さいよ、中根さんらしくもない。槙田で結構ですよ。ところで、中根さんはどう思われます?」
「警部!ショカツの人間の意見を聞くなんて」
「いいんだ。個人的な会話だ。ねぇ頼むよ中根さん。」
「・・・そうだな、こりゃあ俺の勝手な独り言だけどよ。こいつぁ多分・・・」
というワケで髪を斬られて来ました、どうもボクです。なんだこの前フリ。
友達に、“目だけ”松嶋菜々子に似てると言われました、黒子の位置込みで。ボク、男ですよ。な〜んか、微妙な気分(笑)
アマゾンさんよりメール。予約していたロバート・フリップ翁の
『エクスポージャー(完全版)(紙ジャケット仕様)』
の発売日が延期になったらしい。が〜ん。そりゃないぜセニョリータ。
CX『ゴールデン洋画劇場』は『ラヂオの時間』役者の我儘に端を発し、スポンサーの関係等でラジオドラマ本番中に脚本が二転三転しながらも、なんとか放送を完遂するという内容。
なんだかな〜(by 阿藤快)って感じ。映画というより舞台向けって気がした(ってか元は舞台なんだっけ?)。変更されるキャラクターの名前や無駄に強引な設定そのものでは笑いを取りにいかない方がいいと思ったんだが。
まぁてっきり『櫻の園』みたいな話かと思ってた俺が惡いんだけどね。因みに『櫻の園』ってのは、創立記念日にチェーホフの「桜の園」を上演することになっている、所謂“お嬢様女子高”の演劇部を舞台に、開演前の2時間を描いた映画。原作は吉田秋生先生の漫画。勿論所有しております。バイブルですから。
部員たちそれぞれが抱える問題や想いの重なり合い具合が素晴らしい。プチ不良の部員、杉山紀子(つみきみほ嬢が好演)やその惡友が騒動を起したり、清水部長と看板女優の倉田知世子(白島靖代さん)の友情以上恋愛未満の微妙な“好き”の関係とか最高。個人的には部長の志水由布子役の中島ひろ子さんとかいいと思います。
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