本名:斎藤瑞穂

MIZUHO(Best Hit TVより)

 一寸大袈裟にツッコもうとして失敗したことはありませんか?
「ぬぅわんだぁそれっ!」
って言うつもりが
ルワンダ情勢!」
みたいな。まぁ、似たような意味だから通じるけどな。


〜ZONE〜
 遂にと言うかナンと言うか、解散ですか。一足先に解散したWhiteberryと、このZONEだけのために存在した、“バンドル”という付属ソフトみたいなカテゴリーも封印ですかね。あ、chee’s(元チェキッ娘の集まり)ってものあったっけ。。。

 私の場合、ZONEではMIZUHOFolder5ではARISA、SPEEDでは仁絵、娘。じゃ保田と云う具合に“グループとして存在できていてこその個人”にばかり興味がいく体質(ルックス重視でこのチョイスってコトでもない)なワケで。保田のように奇跡的にソロで再デヴューできたらできたでもう興味ないですし。やっぱグループ系アイドルは戦隊理論ですかね。キレンジャー最高!みたいな(笑)。兎に角皆さんお疲れ様。それにしても、TAKAYOはいいタイミングで辞めたなぁ。


カンニングのヘイ・ユウ・ブルースカンニング
 やっぱナンといっても中村嘉葎雄先生でしょう。ま、そりゃ荒木定虎は今何処って気もしますけど。ってソレは「That’s カンニング史上最大の作戦?」(1996年作品)か。。。

 気を取り直して。人が、妙に誉める心理とは何ぞや。簡単である、心の奥底にある“あれ、ちょっとやっちゃったかも!?”感を誤魔化すため。これ以外は、無い。「俺たちに勝った以上、必ず優勝しろよな!優勝チームに負けたんなら仕方ないなって思えるだろ」的な、所謂おためごかしの類である。

 さてこのシングル、アマゾンのレビュアーさん方の評価は一様に高い。ってか皆が満点(五つ星)って、そりゃないぜセニョリータ(byケーシー高峰)。

 当のカンニングは、オリジナル(とん平のヘイ・ユウ・ブルース/左とん平)を事前にちゃんと聴いたのだろうか。いや、別にカヴァーしろって言ってるワケじゃぁないんだけど。なんかスッキリしないんだよね。

 歌パートである♪ヘイ・ユウ! ヘイ・ユウ・ワッチャネ〜ム!♪は中島、ラップ(とは思えないんですが)を竹山。この、ソウルセットのトシミとビッケみたいなパート割がそもそもの間違いではないだろうか。

 オリジナルはとん平1人でやってるんだから当たり前としても、やはり本編も歌パートも基本的に一人でやるべき。本編から歌に移行する瞬間に或る種のカタルシスが起こるような作りの曲なのだから。それに、ツッコまれることもなく、ただただキレ続けてるだけの竹山さんは聴いていて可哀想にすらなってくる。

 “カンニングの”と冠つけるくらいなら彼らの漫才スタイルが活かせるような作りにすべきだったのではないか。彼らを分類するならば、古典的なボヤキ漫才のスタイルの亜流。ボヤキをキレ芸にアレンジしているという意味での亜流ね。う〜ん、亜種と言った方がヘンに誤解されないでいいかも。

 故に、ラップ(というかキレ芸)も歌も全面的に竹山、合いの手代わりのツッコミを中島。要は、演奏をバックに普段通りのカンニング。これが正解。

 と、いうワケで★★★★☆って4つもかよ(笑)。いやぁ、それでも竹山氏の独特な間のキレ加減が最強なのですよ、まぉう。んで、上記のような構成且つ、中島さんの歌唱力が人並みなら満点で異論ないです、私。

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カンニングのヘイ・ユウ・ブルース

カンニングのヘイ・ユウ・ブルース