好きです。メメタァ

JESUS JONES/LIQUIDIZER

 何のコトか解んない諸兄は初経処刑してやる。それがイヤなら昨日のブログでも読みやがれ(本文じゃなくてコメントを)。まぁその後のコマの”ドグチァッ”も味わい深いのだが。

 そうだ。”メメ”で思い出したが、つげ義春先生の「ねじ式」にメメクラゲというネームがあるが、これは先生が”××(ばつばつ)”と書いたのを写植屋さんが間違えて”メメ”になったんだそうで、どぅも僕です。


 帰宅中にswallow9氏のブログ(http://d.hatena.ne.jp/swallow9/20041202)を読んでビックリ。JESUS JONESってまだ活動してたのねん。彼らの音楽については私も一過言あります故、コメントするには長過ぎるんで(って長いコメントすることもありますがw)自分のブログに書かせて貰います。

 彼らの1stアルバム「LIQUIDIZER」が発売されたのは、私が高校生の頃。既存のロックとも違えば、テクノでもないっぽい。で、なんだこのリズム。これが最先端ですか。これがダンスビートっちゅう音楽ですかっ!

 斯くしてロック魂とテクノロジーの幸福な融合の産物は、瞬く間に私を魅了していった。1stの曲では”Info Freako”と”Never Enough”にガツンとやられた感がある。

 特に”Info Freako”。私的には唄い出しでKing Crimsonの名曲”21st Century Skizoid Man(21世紀の精神異常者)”を喚起させてくれたりしつつ、曲全体は”21st〜”とは全然違う、オリジナリティー溢れる(というか、それまでの既存の音楽にない全く新しいエッセンスだった)仕上がりをみせてくれていたのが何とも小憎らしい。

 また、構成員(こういう言い回しをすると聖飢魔Ⅱもスキだったのがバレてしまう)にドラム担当の人がいて驚いた。てっきりシーケンサー使ってると思ってたもんで。生ドラムで驚いたのはYMO以来かも(笑)

 そんな彼らは見事一発屋の危機を回避し、これまた名盤(寧ろ一般的な評価はこっちの方が高いとされている)2ndアルバム「doubt」発表。1stで魅せた荒削り感に代わり、益々ソフィスティケイトされた名曲群が並ぶ。個人的には”trust me” , ”who?where?why?” , ”international bright young thing” , ”real,real,real”あたりがツボだった。

 ジーザス・ジョーンズというバンドは、良くも悪くも当時の所謂”マンチェスターブーム(少々揶揄するような感じで”おマンチェ”とかも言われてはいたが)”を牽引していたと思う。その証拠に、洋の東西を問わず彼らのモノマネバンドまでメジャーで売れてしまったくらいだから。本国ではEMF、日本ではM-age。特にM-ageは電気GROOVEに目の敵にされてたなぁ。

 そして問題作の3rd「perverse」。この作品を許容できたか否かが、その後も彼らの動向を気にし続けられたかどうかの分水嶺だと思う。私は・・・。

 私はもう他のマンチェ・非マンチェ(年代も微妙に遡りつつ)に走ってしまっていた。ベタで恐縮だが、808STATE , BOMB THE BASS , HYPNOTONE , Joy Division , New ORDER , primal scream , The KLF , The Other Two , THE STONE ROSES , underworld , Black Dog Productions , Depeche Mode , HARDFLOOR , inspiral carpets , THE PRODIGY , THE SHAMEN あたりをヘヴィ・ローテーションで聴いていたと思う。特にスキだったのはローゼズかな。以前も書いたけど、米国のアーティストやバンドはあまり聴かないんで、オレにとっての”ローゼズ”はガンズじゃないんだよね。