桑名正博さんは出てません

 有楽町の「サロンパス ルーブル丸の内」(場所判り難い)にて本日公開『ウルトラヴァイオレット』鑑賞。ネタバレなので内容は書けぬが、素晴らしい映像と不親切な演出の作品という印象。主人公の行動についての心境の変化だとか、兎に角解り難かった(難解という意味ではない)。しかし、アクションシーンに“仕掛け”の面で僅かながらオリジナリティが感じられたので、まぁヨシとする。それにしても、ミラ・ジョヴォヴィッチはこういう役が多いなぁ。ハマってると思うけど。

 無粋ではあるが、観てて脳裏に浮かんだ作品(小ネタ含む)一覧をば(順不同)
マトリックス
帝都大
リベリオン
キル・ビル
装甲騎兵ボトムズ
攻殻機動隊
風の谷のナウシカ
時計仕掛けのオレンジ
等々。

 一つだけ脅威に感じたのは、“ヤツら”が合理性を無視してまで、より魅力的な見せ方を選択するという知恵をつけたこと。日本のクリエイターは尚一層の精進が必要になったと思った。杞憂であると信じているが。